新聞の折込チラシでこだわりたい!用紙の種類やチラシの厚さとは!?
新聞折込チラシの効果を高めるためにこだわりたい要素として、「チラシの厚さ」があります。
折り込みチラシと一口に言ってもデザインや用紙サイズが違うように、じつは厚さも選ぶことが可能です。
チラシにデザインする内容や情報が同じであっても、用紙の厚さひとつで受け取る側の印象が大きく変わることもあります。
本記事では、新聞折込チラシの効果を高めるためにこだわりたい、用紙の種類や用紙の厚さについて考えていきましょう。
チラシの厚さはkgで表記される
新聞折込チラシは、用紙サイズや用紙の材質、そして厚さによって読み手側の印象が大きく変わります。
とくに厚さは手にした時の受けて側の心情にダイレクトに訴える要素であるほか、持ち運びやすさなどにも影響を与える要素です。
そのため、新聞折込チラシを作成する前に、用紙の厚みをどうするのか明確にしておく必要があるでしょう。
さて、そんな新聞折込チラシの厚さですが、mmではなく、「kg」で表記されていることをご存知でしょうか。
用紙におけるkgの単位は一般的な重量をあらわすkgとは違い、四六判サイズの紙(788mmx1091xmm)1,000枚を重ねた際の重量をあらわしています。
用紙の厚みをあらわすkgが大きいほど、“用紙が厚い”ことを示しており、どれだけの厚みで新聞折込チラシを発注するかによって料金にも違いが出てくるため覚えておきたいポイントです。
新聞折込チラシの用紙について知る
新聞折込チラシの厚さに影響を与えるのは、チラシに使用する用紙です。
用紙にはさまざまな種類がありますが、新聞折込チラシに使用されているのは一般的にコート紙と呼ばれる種類です。
そのほかの用紙である、マットコート紙や上質紙についても下記で詳しく解説していきましょう。
コート紙とは?
新聞折込チラシで使用されている用紙の多くは、コート紙と呼ばれる用紙です。
用紙の表面に加工をしたものは、「加工紙」と呼ばれており、さらにそなかに、「塗工紙」と呼ばれる種類の用紙があります。
「塗工紙」は、なめらかな手触りとインク発色が良いところが特徴で、その塗工紙のひとつとして、コート紙が存在しています。
コート紙のほかにアート紙と呼ばれるものもありますが、コート紙はそれよりも塗工量が抑えられており上品な印象です。
汎用性が高く、新聞折込チラシだけでなく、雑誌など幅広い分野で活用されている用紙でもあります。
コート紙の特徴を下記にまとめました。
- 上品なツヤ
- つるつるでなめらかな手触り
- 発色が良く色鮮やかな仕上がり
コート紙は大変発色が良い用紙であり、写真やイラストを使用するデザインに最適です。
色を多く使用したデザインにも向いた用紙であり、新聞折込チラシには最適と考えられています。
事実、新聞折込チラシのほとんどはコート紙が使用されており、広告チラシを受け取る側にも安心感を与えることができるでしょう。
また、ほかの用紙と比較すると比較的安価であるため厚みを出したい(部数を増やしたい)場合にもおすすめです。
マットコート紙
マットコート紙は、光沢感が抑えられたコート紙です。
手触りはツルツルというよりは、“しっとり”としており落ち着いた印象を与えます。
ツヤが抑えられているため文字がはっきりと見えやすく、情報をしっかりと伝えたい場合にはおすすめでしょう。
高級感、安心感を演出するには向いていますが、ビビッドな色使いや鮮やかさを表現するにはやや不向きであるため、広告内容やデザインに合わせて利用することをおすすめします。
上質紙
上質紙は、普通紙とも呼ばれている用紙です。
質感などはコピー用紙に近く、マットコート紙以上に発色が抑えられているため、とても落ち着いた印象を与えます。
上質紙は光の反射が少ないため文字が読みやすく、文字情報を中心としたチラシを作成したい際にはおすすめです。
また、筆記や押印などがしやすいため手作り感のあるチラシの作成にも向いているでしょう。
発色がコート紙には劣ってしまうため、鮮やかな色使いや画像、イラスト使いで視認性を高めたいといったケースには不向きかもしれません。
チラシの厚さによる違い
新聞折込チラシを作成する際、一般的にはコート紙を使用します。
ちなみに新聞折込チラシの場合、四六判で110kgサイズ以上の厚みを希望した場合、“厚紙扱い”となり別料金が加算されるケースが多いです。(四六判8裁のB4サイズを8,000枚を重た時の重さが110kg以上)
そのため、新聞折込チラシの場合、コート紙を基準とすると一般的には連量で45kgから90kgの厚さが選ばれている傾向になります。
新聞折込チラシを作成する際、例えば45kgはかなり薄手の厚さです。
一般的にはやや薄手とされている53kgから73kgくらいが新聞折込チラシとしては使いやすく、さらに安価なので大量にチラシを配布したい際にはおすすめでしょう。
薄手タイプと厚手タイプの使い分け
新聞折込チラシを作成する際、上記のように用紙タイプと厚さを検討した上で実施する必要があります。
45kgなどかなりの薄手タイプのチラシから73kg程度が新聞折込チラシとしては一般的で、これらは大量配布や情報の鮮度が高いものを記載したい際に使用するのがおすすめでしょう。
とにかく、“読んでもらう、行動喚起につなげたい”といったスーパーの大安売りや特売などには向いています。
価格も比較的安価に抑えられるため、枚数を多く出したい際にも安心です。
一方、90kg以上、または厚紙サイズの場合は高級感や特別感を出せるため、“保存”を目的としたチラシを作成したい際には良いでしょう。
特別なお知らせや重要な発表、ポスターに近いものなどはチラシに厚みを出すと効果的です。
まとめ
新聞折込チラシを実施する際、厚さについても考えてみましょう。
部数を多く出したいといった際には薄手タイプがリーズナブルなので良いですが、より特別感を出したいといった場合には厚手タイプを選ぶといった手段もあります。
新聞折込チラシを検討している方は、チラシの厚さにもこだわってみてはいかがでしょうか。
新聞折込チラシについて知りたいことや疑問点などあれば、お気軽にオリコメイトへご相談ください。
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