折込チラシは配布前こそ手をかける!デザインは魅力的かつ適正か!?

新聞折込チラシを配布するのであれば、誰もが反響率を高めたいと考えるでしょう。

しかし、折込チラシを受け取る人々がその広告に魅力を感じなければ、どれだけ枚数を配布しても結果はついてきません。

新聞折込チラシは今もなお魅力的な宣伝ツールですが、チラシのデザインの良し悪しによって反響率に大きな差が生まれてしまいます。

本記事では新聞折込チラシを配布する前に、そのデザインが魅力的かつ適正である重要性について解説しましょう。

新聞折込チラシは魅力的な宣伝ツール

新聞を読んでいる人

新聞折込チラシはメリットの多い宣伝ツールです。

WEB広告が主流と考えられている今の時代であっても、業種や広告内容によっては新聞折込チラシの反響率がWEBを上回ります。

まず、新聞折込チラシの配布のメリットを見ていきましょう。

商圏となるエリアを絞って配布できる数万以上の新聞購読者に一気に配布できる地域密着など愛着を与えるツール新聞に折り込まれるため信頼性が高い新規開店・イベント・通販など幅広い広告に向く

スーパーマーケットや家電量販店、個人商店などの小売業から清掃業や学習塾、不動産業者、医院、美容院など幅広い業種にとって新聞折込チラシの配布はとても魅力的です。

“商圏エリアの方に知って欲しい、買って欲しい、来て欲しい”と思った時の宣伝ツールとして、新聞折込チラシの配布を選択してみましょう。

新聞折込チラシはデザインが重要

デザインをする女子たち

新聞折込チラシのメリットを最大限いかすためには、魅力的なチラシデザインになっているかがポイントです。

例えば、中華料理店が新作のチャーハンを大々的にアピールするために折込チラシを配布すると仮定しましょう。

その際、メニュー名だけが記載されている白黒チラシと、美味しそうな料理の写真や“〇〇産ズワイガニをふんだんに使用!”といった見栄えのするカラフルなキャッチコピー、さらに細かい説明や価格などがしっかりと記載されているチラシの場合、人々はどちらに興味を持つでしょうか。

新聞折込チラシは、“配布前のデザインが適正であるか”がとても重要です。

新聞折込チラシを配布する前に、チェックしておきたいデザインのポイントを下記で解説していきましょう。

目的が伝えられているか

新聞折込チラシに限らず、目的があるからこそ広告主は広告を出します。

しかし、その目的がチラシを受け取った人に伝わらなければ、何の広告かわからず人々の記憶に残りません。

歳末大安売り、新店舗オープン、チラシが届いた方だけの特別価格での商品案内など、チラシを見た瞬間に、“セールのお知らせだ”とわかるようでないと反響率を高められないでしょう。

読み手の心理を理解したデザインか

新聞折込チラシのデザインを考える際、広告内容の情報をわかりやすくデザインする必要があります。

不動産のチラシであれば、どこにどんなマンションがいくらぐらいの価格で販売されるのか、魅力的な写真とともにデザインするのが鉄則です。

ただし、画像やキャッチコピー、情報を考えなしに配置するだけでは、“優れた折込チラシ”とは言えません。

チラシをデザインする際、大切になるのが読み手の心理を理解することです。具体的にはこれらを意識することで、より魅力的な新聞折込チラシが作成できるとされています。

人の視線の動き縦書きの広告の場合、人は右上から左下へと視線を移動させ、横書きの場合は、左上から右下へと視線を移動させるように配置します。無秩序に文章をちりばめると読みにくくなり、違和感を与えてしまいます。
フォントサイズと画像・文章の配分新聞の購読者の多くは高齢者であり、フォントが小さすぎると読みにくく離脱率が上がります。キャッチコピーや読みやすい太さと大きさ、色で構成。本文は最低でも11ポイントで記載すると良いでしょう。また、文章と画像は、7:3程度が良いとされています。
業種や内容に合わせた雰囲気広告を見る人はイメージを大切にします。飲食系でも高級感があるお店はシックな暗めの色合い、ファミリー向けなら暖色系で馴染み深いものが良いでしょう。エステなどであればリラックした優しい雰囲気、高級マンションの販売チラシであれば壮大な雰囲気のゴールドやブラックなど、業種や内容に合わせた雰囲気でデザインしましょう。

また、地域密着を目指している広告であれば、店長や院長の人柄を出す、地域名を記載して親近感を与えるなどをデザインに加えると良いでしょう。

チラシを読んでいる人にメリットがあるか

新聞折込広告の反響率を高めるテクニックのひとつに、クーポンや割引券も記載するといったものがあります。

極端なサービスや割引チラシを頻発させるとそれを目当てとした方しか来客せずにリピーターにつながらないとされていますが、読み手側にメリットがないと人々の記憶に残りにくくなるでしょう。

例えば、ラーメン店を新規オープンさせることを知らせる折込チラシを見ていきます。

いつ、どこで、どんな内容のラーメン店がオープンするかといった情報は必須です。

しかし、相当な有名店でない限り、“ラーメン店がオープンします”だけの情報では、“来店したい”という人の気持ちを動かすことは難しくなります。

そのためわかりやすいデザインで、“このチラシをお持ち込みの方に限り、豚骨ラーメン半額引き!”など、“来店したら良いことがある”といった情報を盛り込む必要があるのです。

そのほかには、他店にはないサービスや先着○名にノベルティプレゼントなど、チラシを受け取った方がメリットを感じるような内容を加えるようにしましょう。

新聞折込広告基準を必ずチェック

新聞折込チラシを受け取った方の記憶に残るデザインを作ることが、反響率を高めるコツとお伝えしました。

そのため、広告主の方はプロの手を借りてでも魅力的な折込チラシをデザインする必要があります。

さて、そんな手塩にかけて作成した折込チラシですが、“いざ配布”といった段階になったにもかかわらず、新聞販売店から配布NGを出されるケースがあるため注意しましょう。

新聞折込チラシを配布するためには、一般社団法人日本新聞協会によって定められている、「新聞折込広告基準」を守る必要があります。

新聞販売店はその基準を参考にした審査を行っており、適性でない広告と判断された場合は配布中止となってしまうのです。

また、新聞折込広告の取扱基準は業種によっても細かく基準が規定されています。

デザインの時点で基準が守られているか・適正な広告かを判断し、内容に問題ないと判断でできた上で次の段階へと進みましょう。

まとめ

様々なタイプのチラシ

新聞折込チラシの反響率を高めるためには、そのチラシが“魅力的”である必要があります。

人の心理に寄り添った適正なデザインか、読んでいる方にメリットはあるかなど、ご自身が広告を受け取る側と考えながらデザインしていきましょう。

また、新聞折込チラシを配布するためには新聞折込広告基準を守った適正な内容であることが前提です。

正しく、魅力的な広告を作成できるよう努力してみてください。

新聞折込チラシについて知りたいことや疑問点などあれば、お気軽にオリコメイトへご相談ください。

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