知っておくと安心!新聞折込チラシの反響率について!

新聞折込チラシを実施する前、「反響率」について理解しておきましょう。

新聞折込チラシにおける反響率とは、配布したチラシの枚数に対してどれだけの効果があったかを指し示す割合で、反響率が高いほど折込チラシによる宣伝効果が高かったと考えることができます。

本記事では、これから新聞折込チラシを作成・実施しようと考えている方のために、反響率についてまとめました。

反響率の高い新聞折込チラシの実施ポイントについても、お伝えしていきましょう。

新聞折込チラシにおける反響率とは?

新聞折込チラシにおける反響率とは、配布したチラシからどれだけの反応があったかを指し示した割合です。

具体的には、配布した新聞折込チラシの枚数や発生した費用に対し、受けて側の反応がどれだけあったかを割合として表した数字となります。

“反応”とは業種やチラシ内容によって違いがありますが、一般的には下記のような反応があった場合です。

  • チラシをきっかけとした来店数
  • サービスや商品の購入
  • 問い合わせ
  • 資料請求など

実際に来店、また何らかを購入したお客様がチラシをきっかけとしたかわかりませんが、新聞折込チラシを実施した後、短期間による効果として上記の反応を反響率として試算するのが一般的です。

反響率の計算方法・測定方法について

新聞折込チラシの反響率は、計算式で求めることができます。

反響率の計算方法、また反響率の測定方法を下記で解説していきましょう。

反響率の計算方法

新聞折込チラシにおける反響率は、シンプルな計算式で求めることができます。

下記が、反響率の計算式です。 

反響数(件数)÷ 配布したチラシの枚数 × =100反響率(%)

反響数とは、チラシ配布後に何らかの反応を示したターゲットの数、配布数はチラシを配布した枚数です。

例えば、カフェをオープンさせたことを宣伝する新聞折込チラシを10,000枚配布し、後日問合せや来店者数が10件あったとしましょう。

その場合、「10÷10,000枚=0.0010(=0.10%)」と計算できるため、反響率は0.10%となります。

このようなかたちで計算式を利用するだけで、簡単に配布した新聞折込チラシがどれだけの効果を出したか割り出すことができるでしょう。

反響率の測定方法

新聞折込チラシにおける反響率を正確に測定するためには、ご自身が定めた測定方法を明確にしなければなりません。具体的には、計算式における反響数の基準を決めておくといった内容です。

例えばカフェのニューオープンを知らせる新聞折り込みチラシを配布した後日、お店に来店した方全てを反響数と捉えるのか、チラシを見た方を限定するのかといったケースを見ていきましょう。

来店者や問い合わせ数を全て反響数にすればわかりやすいかもしれませんが、通りかかっただけ、WEBの情報からやってきた、知人に教えてもらったとなるとチラシ配布が関係しません。

反響数を雑然と決めてしまうと、正しい反響率を割り出せないため、“大成功した”と思い込み、次回配布数を増大させて大失敗してしまう恐れがあります。

新聞折込チラシにクーポンをつける、QRコードからの予約・問い合わせは割引対象にするなど、“チラシを見なければ得られなかった情報”を仕掛けておく必要があるでしょう。

正しい反響率を出すためには、ご自身で反響数を明確にしておく必要があるのです。

新聞折込チラシの反響率を高めるコツ

新聞折込チラシの反響率を高めるコツを下記の内容にまとめました。

  • ターゲットに合わせた広告デザインにする
  • 正しく配布エリアを選定する
  • 継続的な顧客獲得を意識した特典

それぞれ解説します。

ターゲットに合わせた広告デザインにする

新聞折込チラシの反響率を高める際、伝えたいターゲットに合わせた広告デザインにしましょう。

新聞折込チラシは主婦層やファミリー層、高齢者と言われていますが、新聞の種類やエリアによっては高収入なビジネスマン層が多いといった場合もあります。

新聞選びはもちろん、スーパーの安売りなのか美容室なのか、不動産なのかイベントなのか、届けたいターゲットに合わせたチラシデザインで必ず実施するようにshぎましょう。

正しく配布エリアを選定する

新聞折込チラシの反響率を高めるためには、配布エリアにもこだわる必要があります。

とにかく配布地域はこだわらずに新聞にチラシを折り込みたいと実施しても、自社商品やサービス、またその内容によっては反響がほとんど得られない可能性があるでしょう。

スーパー・小売店のチラシなどはとくにエリア選びは重要で、遠方過ぎると反響率が下がってしまう可能性があります。

また、高齢者層が多いエリアかファミリー層が多いエリアか、若い家族、単身世帯、平均的な年収など、エリアにおけるデータを集めた上で新聞折込チラシを実施するようにすると良いでしょう。

継続的な顧客獲得を意識した特典

新聞折込チラシの反響率を高めるコツは、チラシに特典をつけることだと言われています。

上記でお伝えしたように反響数も判断しやすく、集客につながるためおすすめです。

ただし、“バラまき”のような特典は単発的な顧客獲得にしかならず、継続的に利用してくれる常連客のような方を獲得しにくいのが実情でしょう。

次回○%オフ、スタンプカード2倍、会員への入会を促しながら会員特典も示唆など、継続的な利用につながるよう工夫してみてください。

新聞折込チラシの反響率における注意点

新聞折込チラシの反響率に注意点として、まず費用対効果について考えておきましょう。

費用対効果とは、新聞折込チラシの制作から実施に至るまでに発生した費用のことで、それがどれだけ回収できたかを表す割合です。

反響率を問い合わせのみに設定した場合、たしかに反響率自体の数字がよくても売り上げに一切つながらなかったとしたら費用対効果はあまり良いとは言えないでしょう。

また、新聞折込チラシの反響率は0.01~0.3%が一般的な数字と言われています。

どこまでの反響率であれば納得の数字なのか、それもまたご自身で明確にしておく必要があるでしょう。

まとめ

チラシをチェックする女性

新聞折込チラシを実施する上で、その効果を数字として表すことができる反響率は重要です。

とくに継続的にチラシを配布していきたいといった方にとって反響率を理解することは、次回配布を実施する際の学びとなるでしょう。

反響率はもちろん、新聞折込チラシについて知りたいことや疑問点などあれば、お気軽にオリコメイトへご相談ください。

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