2025年7月18日 / 最終更新日時 : 2025年5月11日 N Google広告

リサイクル業者は新聞折込チラシとGoogleリスティング広告を併用！注意したいポイントも解説！

近年、リサイクル業者の需要が増加しています。

環境意識や低価格志向、物価高対策などの観点からリサイクル業が注目されている背景から、新たなエリアへの出店を検討されているリサイクル業を営む事業者の方も多いかもしれません。

その際、役立つのが新聞折込チラシの配布です。本記事では、リサイクル業者が新聞折込チラシを配布するメリットやGoogleリスティング広告との併用、また広告基準の注意点についてまとめました。

リサイクル業者の方で効果的な宣伝ツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

リサイクル業者の宣伝ツールは「新聞折込チラシ」！

リサイクル業者はお客さまから不用品を買取し、その商品を再販売する「リユース事業」を展開する事業者です。

リサイクル業者とは厳密には不用品から新たな製品を作る産業ですが、区別が曖昧であるため両方、“リサイクル業者”と呼ばれています。

リサイクル業者には店舗型や出張買取型、利用者が直接商品を郵送する宅配型など幅広いスタイルがあり、同じエリアに数店舗出店しているケースも多い競合の多い業種です。

そのため、集客するためには他店との差別化、さらに認知を広げるための広告宣伝が必要になります。

そんなリサイクル業者にとって理想的な宣伝ツールが、新聞折込チラシです。

新聞への折込広告がおすすめの理由を解説していきましょう。

商圏エリアを絞った配布！

リサイクル業者の中には、店舗型や出張買取型の店舗も多いでしょう。

WEB広告を利用した全国規模での広告も多少は効果が見込めますが、下記の理由からその宣伝方法は効果的とは言い難い部分があります。

店舗型	遠方のお客さまの集客が難しい
出張買取型	遠方だと出張費用が高くなり敬遠される、無料にすると事業者側の負担になる

そのため、事業者としては商圏エリアを決めた上で、かつそのエリアの方に広告を出すことが集客につながる宣伝方法となります。そこで活用できるのが新聞への折込広告です。

新聞折込チラシは商圏エリアの新聞購読者に向けた広告配布となるため、無駄のない宣伝が行えます。

また、店舗の近くだけでなく出張買取を行うリサイクル業者は商圏エリアとなりそうなエリアも加えて配布するなど、工夫次第で反響率を高められる可能性があるのです。

地域密着で信頼・安心感を与えられる！

新聞への折込広告は、その内容の通り、“新聞に折込まれる広告”です。

新聞は社会的にも信用度の高い媒体であり、そこに折り込まれる広告は読み手側に信頼感を与えます。

また、店舗が利用しやすい位置にあるなど、“地元のリサイクル業者”といったイメージを与えられるため親近感を抱かせやすいメリットもあるでしょう。

繰り返しの配布によって人々の記憶に残りやすくなるほかにも、折込広告は紙媒体なので保存性も高くいざという時に思い出してもらいやすくなります。

リサイクル業者は競合が多いだけに、どの業者を選ぶべきか悩んでいる方も少なくありません。

だからこそ、新聞という信頼度の高い媒体と一緒に配布される折込広告がリサイクル業者の強い武器になってくれるのです。

Googleリスティング広告併用も効果的！

リサイクル業者にとって新聞折込チラシは心強い宣伝ツールです。

一方で、より他社に差をつけたい、集客力をアップさせたいと考えている事業者の方もいるでしょう。

そんな方は、新聞折込チラシと、「Googleリスティング広告」の併用をおすすめします。

Googleリスティング広告とは、Googleが展開するWEB広告のひとつです。Googleリスティング広告には、これら特徴があります。

ターゲット	年齢や住まい、性別など細かく設定できる
表示される仕組み	広告主が設定したキーワードで検索された際に広告が表示される
費用	小額から始められるのでリスクが少ない
広告までの期間	最短即日などスピード感ある広告が打てる

これら特徴を踏まえた上で、新聞折込チラシと併用するメリットを解説していきましょう。

より詳細なターゲティングができる

新聞折込チラシは新聞購読者層へ確実に折込広告を配布できますが、それ以上のターゲティングはできません。

また、新聞を購読していない層へ配布することができないデメリットもあります。

Googleリスティング広告では、性別や年齢、地域、収入など広告を表示させるユーザーを詳細にターゲティングできます。

また、新聞を購読していても折込広告を100%確認しているわけではありませんし、その時は記憶に残らないケースもあるでしょう。

“こんな方にも自社を知って欲しい”といった場合、Googleリスティング広告を使うことでダイレクトにターゲットに広告を出せるのです。

見込み客を獲得できる可能性が高い

Googleリスティング広告は、広告主が設定したキーワードを検索したユーザーだけに広告を表示させることができます。

Aという地区、家電の高価買取、出張買取をキーワードに設定したと仮定した場合、それを検索した方は、“Aで家電を高く買取してほしいと考えている”と想定できるでしょう。

“買取を検討している見込み客”に向けてダイレクトに広告を出せるのは、Googleリスティング広告のメリットです。

新聞折込チラシだけでは探せなかった見込み客も、とりこぼしなく集客できる可能性があります。

景品表示法に注意！

リサイクル業者が新聞折込チラシを配布する前に、必ず確認しておきたいのが、折込広告審査基準です。

折込広告を配布する上で、どの業種であっても折込広告審査基準が遵守されていることが前提であり、それが守られていない場合は新聞販売店で配布が却下されてしまいます。

中でもリユース業を展開するリサイクル業者の場合、景品表示法に注意してください。

景品表示法における、「不当表示の禁止に関する種類と概要」の一例を下記にまとめています。

優良誤認表示の禁止	適正な比較情報をせずに、「買取実績地域No.1」など他社よりも優良な業者であるうよに見せる表示
有利誤認表示の禁止	「〇〇日限定！買取額10%アップキャンペーン」などと謳いながらも、期間などを設定せずにあたかも取引条件を有利にみせかけるような表示

悪意を持たずにこれら表記をしてしまったとしても、新聞の折込広告としては配布が断られるためチラシを作り直すしかありません。

Googleリスティング広告では、上記の折込広告審査基準は適用されないため審査落ちした際の保険となり得ますが、リスティング広告の審査基準もあるため必ず双方を確認・遵守した広告作成を行うようにしましょう。