医療機関は新聞折込チラシとGoogleリスティング広告を併用!医療法広告規制についても解説!

病院やクリニックなど医療関係の方が集客を考える際、新聞へ折り込まれる折込広告の配布が効果的です。

自院の認知度が低く、ほかの病院やクリニックに患者さまが集中すれば経営が成り立たなくなります。

新聞の折込広告は新聞を購読している人々に確実に届けられるため、認知度拡大と集客につながるでしょう。

本記事では、医療関係の方が新聞の折込広告を利用するべき理由やGoogleリスティング広告の併用について解説します。

また、広告規制についてもまとめているので確認しておいてください。

病院やクリニックのおすすめ宣伝方法

腕を組む医者

病院やクリニックであっても、自院を紹介する広告宣伝が必要です。

一部の地域を除き、1つの地域に複数の医療機関が点在しているケースがほとんどであり、自院が認知されなければ患者さまは他院へと足を運んでしまいます。

病院やクリニックにとって有効な宣伝ツールはさまざまありますが、とくにおすすめしたいのが新聞の「折込広告」です。

さらに、その折込広告とGoogleリスティング広告を併用することにより、より集客率を高めることができます。

新聞折込チラシを利用するメリットやGoogleリスティング広告の併用をおすすめする理由を解説していきましょう。

新聞折込チラシのメリット

病院やクリニックなど、医療機関はその地域の方に認知されているだけでなく、“信頼されている”ことが重要です。

新聞の折込広告は、“新聞”という信頼度の高い媒体を利用した広告であり、受けとった人に安心感を与えられます。

医療機関が新聞の折込広告の配布に向く理由をまとめました。

メリット具体的な内容
特定の地域を絞って配布できる集客が見込めるエリアだけに配布できる
新聞購読者層は高齢者やファミリー層が多い医療機関を利用する層にダイレクトに届く
繰り返し配布できる複数回の配布によって人々の記憶に残りやすくなり、信頼度・親近感・安心感も与えられる

新聞の購読者層は高齢者やファミリー層が多く、医院を多く利用するまたは、“信頼できる医院”を探している層へダイレクトに届けることができます。

また、医院名から診療内容、診療時間、院長の写真や人柄なども掲載するだけでなく、公式HPやSNSへの誘導も可能です。

何よりも新聞の折込広告は地域の方に信頼感を与えるため、信用第一の医療機関との相性が良いと考えられます。

Googleリスティング広告の併用がおすすめ

医療機関の方は新聞折込チラシだけでなく、Googleリスティング広告の併用も検討してみてください。

Googleリスティング広告は、Googleが提供する広告の1つで、新聞折込チラシとは違ったアプローチで広告を出すことができます。

例えば、下記のような機能がGoogleリスティング広告の特徴です。

特徴具体的な内容
詳細なターゲティングができる年齢・性別・年収など細かい条件を設定できる
ユーザーの検索次第で広告を出せる広告主が定めたキーワードを検索したユーザーに対して広告を出せる
低価格での運用ができる低リスクで始められる

新聞の折込広告は新聞購読者のみに届くため、細かいターゲティングができません。

また、新聞を購読していない層には広告が届かないといったデメリットもあります。

Googleリスティング広告を併用することにより、「新聞を呼んでいない人・WEB中心で情報を獲得している人・リアルタイムで医療機関を探している人」などにも情報を提供できるのです。

また、Googleリスティング広告には広告表示オプションなどオプション機能が豊富に用意されており、カスタム次第でより高い集客を目指すことができます。

医療機関が折込広告を作る際に注意すべきこと

決まり事を示唆する内容

医療機関が折込広告の配布、Googleリスティング広告を利用するメリットは計り知れません。

しかし、その広告内容には注意が必要です。とくに新聞の折込広告には、新聞折込広告基準と呼ばれる、「新聞折込広告の取扱基準」が存在します。

それを基準に新聞販売店が原稿審査を行っており、審査基準を満たさない広告は配布することができません。

また従来よりチラシやテレビCM、看板を利用した広告を出す際、医療法広告規制で認められた項目以外の記載は禁止されています。

医療法広告規制には6つの禁止事項があり、それらを必ず守った上で広告を作成しなければなりません。医療法広告規制には6つの禁止事項について下記にまとめました。

6つの禁止事項具体的な内容
①治療効果などに関する体験談治療の効果など個人の状況により変わるため、誤認を与える恐れがある
②詳細な説明のない施術前・施術後の写真掲載費用や副作用、リスクなどの説明なしに施術前・施術後の写真を掲載することで誤認を与える恐れがある
③他院と自院を比較する比較優良広告肺がん治療県内一の実績、著名人との関連性を強調するなどの広告は禁止
④誇大広告古い技術は効果が疑わしかったが、近年新たに開発された医療技術で必ず治癒するなど
⑤虚偽広告患者さまの99%が大満足と回答などの広告
⑥合理的な根拠のない効能表示など消費者庁から根拠資料の提出を求められたものの期限内に提出できなかった場合、「不実証広告規制」により根拠のない効能表示とみなされる

そのほか、わいせつな画像や差別と捉えられる表現などを使用した広告は公序良俗違反広告として認められないなど、さまざまな規定が存在するため注意しましょう。

また、医療機関が広告を出す上で知っておきたい、広告可能事項についても下記にまとめました。

医師又は歯科医師である旨診療科名 病院又は診療所の名称や連絡先、管理者の氏名設又は医師・スタッフに関する事項医師やスタッフの紹介運営方針診療日・診療時間

これら以外の情報は広告可能事項以外の広告として扱われるため、慎重に作成する必要があります。

もちろん、医療法広告規制だけでなく新聞折込広告基準で規定されているさまざまなポイントもクリアしている必要があるため、広告作成時は必ず新聞折込広告基準に注意を払うようにしましょう。

まとめ

サロンスタッフの女性

医療機関は新聞の折込広告、Googleリスティング広告の利用が集客に効果を発揮します。

一方、上記でお伝えした医療法広告規制の禁止事項に抵触しないよう、細部にも充分に注意した上で広告を作成する必要があるでしょう。

またGoogleリスティング広告であっても治療効果に関する体験談の禁止など、禁止事項が適用されるため注意してください。

新聞折込チラシについて知りたいことや疑問点などあれば、お気軽にオリコメイトへご相談ください。

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